山を自分の気持ちのいいリズムで走ったり歩いたり、自然と一体となって楽しむスポーツです。
マラソンブームも手伝って、自然のフィールドの中を走ってみたいという方も増えています。
全国的に、トレイルランニングのイベントやレースもかなりの勢いで増え、参加する楽しみや愛好家どうしの交流、山間地域への集客増などのメリットの反面、自然へのインパクトやハイカー・トレッカーとの摩擦などの問題点も取り上げられることが多くなりました。
『トレイルランニング』は、文字通り山の中の道、トレイルすなわちそのほとんどが登山道を利用してのスポーツです。
当然、そこには歩行者(登山者等)が存在します。
『トレイルランニング』は、まだまだ山の世界では新参者です。自然にも他の利用者に対しても、つねに「走らせてもらっている」という謙虚な気持ちで入山しましょう。
登山者優先、同時に大勢で走らない、すれ違う時には絶対に走らない、あいさつを忘れない、ゴミやトイレのマナーを守る、などなど山でのルールとマナーを各自一人一人が確実に気を付ければ、さほど大きな問題にはならないはずです。
『トレイルランニング』も、登山やハイキングと同様に、植物や動物など自然の素晴らしさを楽しむという気持ちはまったく同じです。
僕は、トレッキングやクライミング、バックカントリースキーなど山を丸ごと遊ぶ楽しみを経験してからトレイルランニングの世界に入りました。
ですので、ハイカーとランナーの両方の気持ちがよくわかっているつもりです。
山において新参者のランナーにルール&マナーを啓発していく努力はもちろん、と同時にハイカーにも『トレイルランニング』について誤解の無きよう、お互い楽しく共存・共有し続ける喜びを伝えていきたいと思います。
T-mountain 菅野 哲
今一度、当方NPOにて作成し、配布中のガイドブックの紹介もさせていただきます。
「TRAIL RUNNING 10RULE&MANNERS in EHIME」 NPO四国スポーツ環境リレーション作成
https://drive.google.com/file/d/0B-EuoslVZ6zZdHVMd3ZVNEhnckU/edit?usp=sharing
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